院長コラム

まだまだ知られていない「その指の痛み」ヘバーデン結節かもしれません

2024.04.22
ヘバーデン結節とブシャール結節

長野市にある当院には、全国から患者さんが訪れます。
先日は、関東と四国からヘバーデン結節の受診に訪れました。
当院のオンライン診察のことはご存じのようでしたが、対面診療を希望されて、遠くからわざわざお越しになったのでした。

近くの整形外科では診断こそ受けられても、根本治療には至らないようで、インターネットで調べて当院を受診されます。
患者さんのお話を聞いていて共通するのは、「この病気を治したい」という切実な思いです。
ここに至るまでに、みなさんいろいろなご苦労をされています。
患者さんのお悩みを解決したい、そんな思いで当院では根本診療に取り組んでいます。

ヘバーデン結節は、視診と問診である程度の症状が分かるため、オンラインでも対面診療と大差なく診察ができます。
オンライン診察で経過を観察しながら薬を服用すれば、どこに住んでいても治療が可能です。
「通院は難しいけれど、ヘバーデン結節の根本治療を受けたい」という方は、オンライン診察の利用もご検討ください。
ヘバーデン結節・ブシャール結節のオンライン診察はこちら>

よく見られるお悩みの症状
このコラムで繰り返しお伝えしているように、ヘバーデン結節においては、いかに早く対処するかが治療のカギになります。
ヘバーデン結節は、初めから強い痛みがあったり、すぐに手指が変形したりするわけではありません。
初めは、指の痛みや違和感、こわばりなど、日常生活で何かしらの予兆があります。
例えば、次のようなものです。

指に力が入らず、ペットボトルのふたを開けられない。
手がこわばって、洋服のボタンをとめられない。
パソコンのキーボードを打っていると指が痛む。
指先で電車のつり革につかまれない。
コーヒーカップをつかめない。
ペンで文字を書く際に痛みがある。
指が痛くて包丁をうまく握れない。
ハサミが使えない。
雑巾が絞れない。
買い物をした後、商品がたくさん入ったスーパーのナイロン袋が持てない。
ゴルフのグリットが強く握れない。

ヘバーデン結節の進行段階
ヘバーデン結節は進行性の病気であり、上記のような症状に始まり、徐々に進行していきます。
その症状を段階別に表すと、次のようになります。

急性期
指先がこわばり、動かしにくくなります。
痛みは常にあるわけではなく、波のように出ては治まります。
また、手指の第1関節にミューカスシスト(粘液嚢腫)と呼ばれる水ぶくれができることがあります。

進行期
指先に力を入れると痛むようになり、日常生活に支障をきたします。
手指の第1関節に腫れや変形が生じ、しだいに指の形状が変わっていきます。

慢性期
第1関節がゴツゴツと節くれ立ってきて、指を曲げる動きが制限されます。
指が変形した状態で固まると痛みは軽減しますが、再発したり、他の指に症状が広がったりすることがあります。

急性期の段階で気付いて、根本治療を受けることができれば、手指の変形を防ぐことができます。

進行期、慢性期になると、すでに変形が始まっているため、元の状態には戻すことはできません。
しかしながら、放置すればさらに変形が進み、他の指にも広がる可能性があります。
症状を悪化させないためにも、いずれの段階であっても、早期に有効な治療に取り組むことが重要です。
先ほど挙げた、「よく見られるお悩みの症状」の中で当てはまるものがあれば、受診をおすすめします。
手指の痛みや不具合でお悩みの場合は、当院までお気軽にご相談ください。

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